アメリカのマナー
アメリカ生活で覚えておいたほうが良い、マナーなどの知識
レディファースト
レディファーストは欧米のマナーの基本です。日本人の方にはなじみのないものかもしれませんが、ドアを通る時、椅子に座る時などに、女性を尊重して優先するマナーのことです。
かとはいえ、いつも女性が最初ということばかりではありません。エスカレーターに乗る場合は、上りの場合はレディーファースト、下りの場合は男性が先になります。もしも、女性に何かがあったときに支えてあげる必要があるからですね。
エレベーターの場合は、係りの人が中にいる場合はレディーファースト、自動運転の場合は男性が先に乗り、ボタンを操作すべきです。
レストランにでは、すべてレディファーストであると考えてよいでしょう。TPOに合わせて、女性を第一に思って判断し行動する“心”こそ一番大切なことです。
女性をスマートにエスコートして気分良く時間を過ごしてもらうことは、女性ばかりでなく男性にとっても嬉しいもののはず。スマートに【レディーファースト】を実行できるということは、男女双方に素敵な時間をもたらしてくれる大切なマナーといえます。
Excuse Me.
アメリカにおいて、もっとも大切な言葉のひとつが “Excuse Me.” でしょう。アメリカ人は本当にこの言葉をよく使います。例えば、人ごみの中を歩くとき、人前を横切る場合には "Excuse Me."。でも、ぶつかってしまった場合には "I’m sorry." です。
『すみません』という日本語には〈謝罪〉の意味もありますが、それよりもむしろ〈声をかけるきっかけ〉の機能で使われることの方が多いので、〈きっかけ〉のつもりで “Excuse me” と言うべき時に,ついうっかり “I'm sorry” と言ってしまうことは,実際よくあることです。
“I'm sorry” か “Excuse me” か、など日本語に訳して考えると小さいことのようですが、基本的に “I'm sorry” というのは,『私が悪かった』ということを認め、『だから私がそれに対してあなたに償うことは当然です』という気持ちを込めたい場合にだけ使ってよい言葉。『すみません』どころか、『ごめんなさい』よりも重い言葉だという意識を持っていた方がいいです。
すみません、と言いたくなった時にはアメリカではまず "Excuse Me." を使うことをおすすめします。
アメリカの祝日と行事
アメリカの祝日は州によって違う場合があります。日本の祝日のような全国的な休日ではなく慣例として連邦政府が決定した公休日と併せる州が多くジョージアもこれにならっています。
感謝祭(THANKS GIVING DAY)、クリスマス、ニューイヤーズなどの祝日には、多くの所(美術館、博物館、水族館、ショッピングモール、映画館、レストランなど)がお休みとなりますので事前にチェックしてからのお出掛けをお勧めします。
1月1日(祝日)
NEW YEARS DAY |
New Year's Day 新年を祝う日。日本のお正月と違い、2日以降は完全に平日扱いとなる。 |
---|---|
1月第3月曜日(祝日)
MARTIN LUTHER KING'S BIRTHDAY |
Martin Luther King's Birthday "I Have a Dream" という演説で有名なアメリカ公民権運動、最大の指導者マーチンルーサーキングJr.牧師の生誕を記念した日です。正式は誕生日は1月15日 |
2月2日
GROUNDHOG DAY |
Groundhog Day 冬と春の境となる日です。(日本でいう立春かな) |
2月12日
LINCOLN'S BIRTHDAY |
Lincoln's Birthday 奴隷解放の父として有名な、アメリカ第16代目大統領の誕生日。 |
2月14日
VALENTINE DAY |
Valentine's Day 西暦270年に聖バレンタインが殉職したことを記念する日。 今日で愛する人に親愛の情を示すため、男女を問わずプレゼントやカードを贈りあう。 |
2月第3月曜日(祝日)
PRESIDENTS' DAY |
Washington's Birthday アメリカ初代大統領ジョージ・ワシントンの誕生日。正式な誕生日は2月22日。 |
3月17日
ST. PATRICK'S DAY |
St. Patrick's Day アイルランドからきたお祭りで、聖パトリックの命日。この日はシンボルカラー緑色のものや、クローバー柄のものを身に付けます。 |
3月第2日曜日
DAYLIGHT SAVING TIME BEGINS |
Daylight Saving Time Begins 夏時間始まりの日。時計の針を1時間早めましょう! |
復活祭直前の金曜日
GOOD FRIDAY |
Good Friday 3月下旬~4月下旬。復活祭(Easter)直前の金曜日。 キリストが十字架にかけられ、埋葬された金曜日を記念する日。 |
3月~4月の日曜日
EASTER |
Easter キリストの復活祭。3月21日以降の満月の後の最初の日曜日。 告悔、聖体拝領が信者の義務とされるほか、色とりどりの卵を飾る習慣がある。 |
4月1日
APRIL FOOLS |
April Fools |
4月15日
TAX DAY |
Tax Day 国の収入税金申請の受け付け終了日 |
5月第2日曜日
MOTHERS' DAY |
Mothers' Day 母の日 |
5月最終月曜日(祝日)
MEMORIAL DAY |
Memorial Day 戦没将兵追悼記念日、戦死者追悼の日 |
6月14日
FLAG DAY |
Flag Day アメリカの国旗である星条旗の誕生を記念する日です。国旗の赤は母国イギリス、白は自由を象徴する。青地に白く抜かれた星は州を表している。 |
6月第3日曜日
FATHERS' DAY |
Fathers' Day 父の日 |
7月4日(祝日)
INDEPENDENCE DAY |
Independence Day アメリカ独立記念日。"4th of July"または"July 4th"と呼ばれています。 この日は各地で花火が打ち上げられます。シンボルカラーは国旗の赤、青、白です。 |
9月第1月曜日(祝日)
LABOR DAY |
Labor Day 日本でいう勤労感謝の日です。夏の終わりを告げる日でもあります。 |
9月11日
PATRIOT DAY |
Patriot Day 911同時多発テロの犠牲者を追悼する日。官公庁では半旗を掲げ、黙祷を行う。 |
10月第2月曜日(祝日)
COLUMBUS DAY |
Columbus Day クリストファー=コロンブスが新大陸を発見し、それを記念した日です。 |
10月31日
HALLOWEEN |
Halloween All Saints' Dayの前夜祭。大人も子供も仮装して楽しむのが一般的。 特に子供達は“Trick or Treat“ と言いながらお菓子をねだるのがお楽しみ。 |
11月第1日曜日
DAYLIGHT SAVING TIME ENDS |
Daylight Saving Time Ends 夏時間終わりの日。時計の針を1時間遅らせましょう! |
11月第1火曜日
ELECTION DAY |
Election Day 選挙の日。この日全米各地で公職者の選挙が行われる。 |
11月11日(祝日)
VETERAN'S DAY |
Veteran's Day 復員軍人の日、アメリカの為に奉仕した軍人に感謝しその名誉をたたえる日です。 |
11月第4木曜日(祝日)
THANKSGIVING DAY |
Thanksgiving Day 感謝祭 。秋の収穫をお祝いする日。七面鳥、パンプキンパイなど、伝統的な料理で食卓を飾り、家族や親しい人たちと過ごす。 |
12月25日(祝日)
CHRISTMAS DAY |
Christmas Day クリスマス。降誕祭。キリストの誕生を祝う日。 |
星条旗について>
アメリカ合衆国の国旗は、一般に「星条旗」(せいじょうき、Stars and Stripes)と呼ばれ、また「オールド・グローリー (Old Glory)」と呼ぶこともある。正式名は「合衆国旗 (The Flag of the United States)」。
星条旗には現在の州を現す50個の星と、独立当初の州をあらわす13本のストライプが描かれています。 赤で始まり赤で終わる、赤と白の同じ太さの13本のストライプ。旗の左上には青い四角(カントン)があり、五点星が6つ並んだ列と5つの列が上から下へ互い違いに9つ連なっています。
この50個の星は現在の50の州を表し、13本のストライプは "Old Glory"といわれる、独立当初の13の入植地を表しています。赤は勇気、白は真実、青は正義を表しており、デザインは27回更新されています。
国旗の掲揚作法についてなど、詳しい情報は
Flag of the United Statesをお読みください。