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アトランタの不動産

アトランタの居住する方たちの住宅は所有と賃貸に分類され、さらにそれぞれに一戸建住宅と集合住宅(コンドミニアム・タウンハウスなど)に分けることができます。
日本人駐在員の家族の多くはアトランタ北部の Cobb 、North Fulton 、 Gwinette また南側郊外の Covington、Conyers、Peachtreecity などのカウンティに集中しています。この地域の環境の良さ、学校の教育レベルの高さ、犯罪率の低さからと言えるでしょう。
これらの地域からダウンタウンまで車で30~1時間程度、また日系企業のオフィスも郊外への移転により企業によっては住宅地からオフィスまでの距離が非常に短くなるといった傾向が進んでいます。


物件選び

まず、住みたい地区を決めましょう。物件選びをする点でのポイントは周辺の環境です。 周囲を車で走るなどして、自分の目でじっくり確かめましょう。何分以内の通勤・通学を希望するのか、治安はどうか、教育レベルの高さなども考えましょう。
次に物件自体をチェックしましょう。家の広さ、部屋数、庭の広さ、ガレージの大きさ、将来売却しやすい状態かどうかなどが重要な条件として挙げられます。また物件の種類は一軒家、タウンハウス、コンドミニアムに分けられます。
一軒家は自由に改装できるのに比べて、タウンハウスやコンドミニアムは入居者の共同組合のようなものがあるので制限があります。しかしプール、ジャグジー、スポーツジムなどの共同で利用する設備が充実している利点があります。

購入のステップ

  1. 不動産を紹介してくれ、売り手側と交渉してくれるエージェントを探しましょう。そして、急いで決めずに多数をじっくり比較しましょう。
  2. 気に入った場合、良いローン会社を選びます。理想的なのはただローンを組むのではなく、日本の所得や預金などの情報も考慮に入れ決められた期間内にローンを組める会社です。
  3. 書面で売り手のエージェントに買いたいという意志を伝えます。この書面では、提示する購入価格、毎月の支払額、支払期間などの条件を明記し、銀行のローンオフィサーがローンの額を保証するという署名をしたプリアプルーバルレターを添えて提出します。これでエージェントが正式に交渉を始めることができるようになります。ここで重要なのは、ホームインスペクションをオファーの条件として提出することです。 ホームインスペクションとは家の屋根の状態、電気の配線など専門的な知識を必要とする部分についてプロにチェックしてもらうことです。もし問題があれば、エージェントが売り手と話し合い、どちらがどのように修理をするのか話し合うことになります。このインスペクションは買い手の権利の1つです。
  4. エージェントが、売買契約書に記入し、売り手側との交渉を始めます。
  5. 最終的に双方が合意し、売買が成立したら、2の書類と共に、買い手が売り手に支払う手付金がエスクロー(独立した中立の第三者)に提出され、そこで保管されます。手付金は、証拠金、保証金とも呼ばれ、不動産購入者が、誠意の証拠として支払う頭金のことです。この手付け金の金額としては、家の価格の1%~3%ほどになるのが通常です。金額が高ければ高いほど、その家を買いたいという誠意が売り手に伝わり、交渉も有利になってくる可能性が高くなります。また、勝手にキャンセルをされたりしないよう、双方の保証のためのもので、取り引きの最終段階に購入価格の一部にあてられます。
  6. エスクローは売買を完了させるまで必要書類の受け渡しや新捗管理をし、代金と登記の交換引渡しなどを行います。これと同時に、郡に名義変更(譲渡手続き)を提出すれば、すべて完了です。これをクロージングといいます。

引越し

アメリカ人は一生に14回引越しをするという統計が示しているように、自分の生活や家族構成に合わせて、家を住み替えていくことがアメリカ人の常識のようです。それは、アメリカ人は住宅の購入を投資の一つと考える場合が多いのですが、日本人は一生を過ごす安住の地と考える場合がほとんどだからでしょう。
=誰だって引越しは、面倒なものなの。引越し業者は、荷造りや面倒なことを全て引き受けてくれるので便利です。見積もりは無料ですので、複数の業者に当たってみましょう。

引越し業者に依頼

引越業者のサービスにはフルサービスとセルフサービスがあります。
フルサービスではパッキング・トラックへの積み込み・トラックの運転・トラックからの積み下ろし・荷物の開封がセットになっています。
一方、セルフサービスではトラックの運転は業者に依頼し、パッキング・積み込み・積み下ろし・荷物の開封は自分で行いますので、フルサービスより料金が安くなるのは言うまでもありません。
箱の用意なども余裕をもって準備しましょう。料金は距離・荷物の量・サービスの種類にもとづいて算出されますので、まずは数社から見積もりを出してもらい、依頼する業者を選びましょう。

自分で引越し

荷物が少ない、引越し先が近い、また節約したい場合は自分で引越しを行うとよいでしょう。
自分で引越をする場合は、荷物を運ぶ車が必要になります。自分の車に荷物を積むことができない場合は、知人から車を借りるか、業者からトラックなどをレンタルをして荷物を運ぶことになります。
人手が足りない場合は、運送会社や引越業者が提供している「荷物の積み下ろしサービス」を利用するという方法もあります。

レンタルトラック会社

引越し前にする事

  • アパートから引越す事をマネジャーに知らせる

    アパートから引越しをする時は、1ヶ月前にマネジャーに知らせましょう(30 days notice)。これは、たいてい月末に行われる引越しまでに、アパート側が次の入居者を見つけられるようにするためです。マネジャーに口頭で伝えても良い場合もありますが、書面で行うことが無難です。空室が出るとなると、アパート側はすぐに広告を出します。部屋を見たいという人が来たら、マネジャーが了解を聞いてきますので、見せてあげましょう。
  • 電気・水道・ケーブル・電話に転出を通知

    引越しの2週間前ぐらいには、電気・水道・ケーブル・電話会社に転居通知を出しましょう。引越し後も同じ会社を利用する場合は、住所変更の通知のみで構いませんが、引越し先で別の会社を利用する場合は、それに必要な手続きをしてください。引越し前にこれらの契約を済ませておくと、容易に生活の場を移すことができます。
  • 郵便物の住所変更/転送届けを提出

    郵便局に郵便物の転送届けを提出すると、郵便転送サービスを1年間無料で利用できます。
    郵便局の手続きはオンライン届け出することもできます。

引越し後にする事

  • 新しい住所を通知

    銀行・クレジットカード会社・保険会社などに住所変更を知らせます。通常、定期的に送られてくるStatementにある住所変更に新しい住所を記入して送り返すようになっています。
  • 電気・水道・ケーブル・電話に転入を通知

    引越し先の地域がこれまでとは異なる会社の管轄になっている場合は手続きが必要です。
  • その他の連絡先へ通知

    DMVオフィスに住所変更を届けます。また日本国総領事館に在留届を出す義務があります。

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車の購入方法

アトランタは車社会。ところが、車を持ちたいけどどうしていいかわからないという人は多いはず。特に、個人売買の盛んなアメリカで中古車を探すのは一苦労です。そこで、アメリカでの中古車を購入してからその車を乗れるようになるまでのプロセスを簡単にまとめてみました。


車選び

中古車選びはよく見て回ることです。数多くの車を実際に見て回り、自分の最も気に入る車を探し出しましょう。
中古車を購入する先としては、中古車ディーラーと個人売買の二種類がありますが、 いずれの場合もその車の状態を見極めることが不可欠です。以下の項目はを必ず確認してください。

  1. 外傷があるか?
  2. 車内のエアコンやパワーウィンドウなどの電気系統は全て機能するか?
  3. エンジンやトランスミッションなどに欠陥はないか?

外傷や電気系統のチェックはまだしも、エンジン系統のチェックは素人には難しいもの。そこで、購入前の車を車の修理工場に持ち込んでチェックをするのも一つの方法ですし、車に詳しい友人や知人が周りにいればその人にチェックをお願いするのも手です。
自分が見ている車が高いのか安いのかわからないという場合は、 Kelley Blue Book(http://www.kbb.com)というウェブサイトで一般的な値段を調べる事が出来ます。これを基準に、車の状態を考慮して値段の交渉に当たります。
自分の気に入った車に不具合が見つかった場合、 車の値段からその修理代を引いてもらうといった交渉も必要になってきます。また、中古車ディーラーで購入する際には、購入後数ヶ月中に生じた不具合に対する保障をつけてもらうとより安心です。

車のアクシデント

慣れない自動車の運転でもし事故にあったら?と誰でも不安に思うもの。そんな万が一の事態に備えて、一体どんなことをしたらよいのか書いたメモや、緊急連絡先などを車の中において置くと良いでしょう。アトランタでは人身事故及び、重大な当て逃げ事故のみ緊急で警察を現場に呼び出すことが出来ます。その他の小さな自動車事故は各自で速やかに警察に届け出ることが必要です。


人身事故の場合

被害の状況に応じて救急車を呼びます。Emergency Medical Service(EMS)は緊急電話:911にかけます。公衆電話からは無料でつながります。

対物事故の場合

1) 事故現場に当事者がいる場合は両方の情報を速やかに交換します。交換情報の内容は以下の通りです。
 * 氏名、住所、電話番号
 * 自動車保険に関するもの(保険会社名、被保険者名、ポリシー番号、有効期限)
 * 運転免許証(氏名、住所、運転免許証番号、有効期限、生年月日)
 * 自動車名義人の氏名、住所、電話番号
 * 自動車について(年式、メーカー及び車種、自動車登録番号&登録している州)

情報交換については注意点がいくつかあります。まず、免許証や保険の有効期限が切れていないか確認しましょう。また、免許証に記載されている住所が引越しなどで変更になっていないか注意してください。

2) 事故現場の状況についてメモを取ります。これは後日、保険会社や警察への事故報告の際に情報として必要になりますのでなるべく詳しく書きとめて下さい。
* 事故現場の住所(個人の敷地内、駐車場、公共の場所等)
* 事故発生日時と時間
* 事故発生状況

3) 速やかに保険会社に事故の報告をします。相手と交換した情報、事故発生の状況等を全てを知らせて下さい。

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